ECCジュニア御牧教室

ECCジュニア御牧教室

Welcome to ECC Junior Mimaki Classroom

18歳で成人に

英語とは関係のないカテゴリー記事「講師の日常」です。

昨日は息子の16歳のお誕生日でした。

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「あと4年で大人やね。はやいなぁ~」と感極まる母に、息子さんがお誕生日ケーキを食べながら一言。「あと2年で大人ですけど。知らんかった?」

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成人年齢引き下げのニュースは知っていましたが、なぜか脳内で他人事として処理されていました。「息子があと2年で成人」という事実が衝撃すぎて、心の整理をするのに少し時間がかかりそうです。

成人年齢変更により具体的に何がどうなるのでしょうか。少し調べてみました。

まず、成人式を行う年齢についてですが、これまで通り20歳で成人式を行う自治体が多いと予想されています。

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法改正により18歳からできるようになる項目はこちら↓

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以下は20歳のまま変更がない項目です ↓

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上の表を見ると、全てが18歳で解禁ということではないみたいです。18歳=成人でも、ビールは2年間お預けになるのですね。なるほど。👀

不織布マスク

先日、ラインで保護者様に「入室時からマスクを着用してください。できれば飛沫防止効果の高い不織布マスクの着用をお勧めします。」とお伝えしました。

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不織布マスク

不織布マスクはどれほど飛沫防止効果があるのかを示した表が ↓ です。

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現在、非常に感染力の強いデルタ株が蔓延してます。複数の生徒さんのいる教室環境においては、間違いなく不織布マスク着用が一番良い選択だと思います

レッスン中に気付いたのですが、布マスクやウレタンマスク着用の場合、マスクが小さすぎる、または耳にかけるゴムが伸びていて鼻を適切にカバーできていないケースが散見されます。今一度ご家庭でマスクの状態を確認して下さい。

「マスクが小さすぎる」といえば、去年国から配布されたアベノマスクは息子には少々小さすぎました。小学生だった娘に息子のアベノマスクをあげようとしたら、「これは将来 この時代の語り部になる。妹の給食マスクにしません。」と、拒否権行使のお兄ちゃん。(´ω`)

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100年前、人類史上最も死者を出したパンデミックのひとつであるスペイン風邪は、生き残った人々に集団免疫が形成されて終息したそうです。

では100年後、未来の人々はどんなコロナ禍の結末を聞くことになるのでしょうか。私達は今、その結末へと向かう只中にあります。「人々の忍耐と協力、知恵で未曽有の災禍を乗り切った」と後世に語り継がれることを願ってやみません。

京都飛行場

今回は英語に関係のないカテゴリー記事「久御山町トリビア」です。お忙しい方は読み飛ばしてください。(^.^)

 

太平洋戦争中、久御山は米軍機による機銃掃射を受けたと聞いた時「こんな田舎のどこを狙ったのだろう」と不思議に思ったのですが、ふとこの辺りに飛行場があったという話を思い出し「そうだったのか…」と、頭の中でパズルのピースが繋がったような気がしました。

では久御山のどこに飛行場があったのかというと

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もろに生活圏エリア(;゚Д゚) 

久御山イオンはギリギリ外れていますが、講師が3日に1回は訪れるファミリーマート久御山森店は飛行場跡地です。

飛行場外周を囲んでいた排水溝は現在もそのまま用水路として使用されています。

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用水路に囲まれた地域に数多くの工場が立ち並んでいるのは、飛行場跡地が工業用地として転用されたため。つまり、久御山町に工場が多い背景には京都飛行場の存在がありました。

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赤線部分が京都飛行場の跡地

平和な暮らしの景色に溶け込んだ戦争の遺構は、私達に何を語りかけているのでしょうか。飛行場があったことで空爆の対象となり、一般市民が不条理にも命を落とした、戦争はこんなにも身近にあったのだという教訓を与えてくれているような気がします。

日清カップヌードル

カテゴリー記事「トリビア&英語時事ニュース」です。お忙しい方は読み飛ばしてください。(^.^)

8年前の日清カップヌードルのコマーシャルが面白すぎて、今日は何度も観ては1人で笑い転げていました。どんな内容かというと…

舞台は幕末~明治の頃。突然、上司から「今日からわが社の公用語は英語とする」と言い渡された日本の企業戦士(侍)達。(このCMが放送された2013年は、楽天が英語を社内で公用語化した時期でした。)

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「え?何言ってんだ、あの社長。( ゚Д゚)」

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「俺なんて英検3級、今更英語なんて…」

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外国人上司 "Nice to meet you."

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「ネイティブ来た~!!」

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「英検3級なめんな~!」

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「ふぁいんさんきゅー あんど ゆうー!!!」

単なる自虐ネタに終わらず、秀逸な作品へと昇華させた製作者のシュールなセンスに脱帽です。(^▽^)

 

このCMのリンクはこちら ↓

youtu.be

UMA

2週間ほど前でした。低学年クラスのレッスンで、小学2年生の生徒さんが発表してくれた自己紹介文の1つが ”I have seen ユーマ." 「ぼくはユーマを見たことがあります。」

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ユーマ?

「学校の友達のゆうま君のことかな?」と勝手に解釈した講師。それで「自己紹介は自己アピールの場だから『~を見たことがある』のところは、お化けとかジンベイザメとか、ちょっと珍しい物にしてみてもいいかも。」とアドバイスしたところ、少し納得のいかない顔をした生徒さん。こう続けました。「先生、ユーマは友達ではありません!UMAです。」「👀 ? 」

レッスン終了後、パソコンで調べてみました。UMAとは Unidentified Mysterious Animal のことで、未確認の不思議な動物をさす和製英語だそうです。

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息子(中3)にUMAを知っているか尋ねると「そんなん常識やん、何で知らんの?」とまるで母がUFOを知らないレベルのリアクションを返してきました。

いやいやいや、きっと知らない子だっているはず。次の日から「UMAって知っている人、ちょっと手を挙げてくれる?」と、全8クラスに渡って調査を開始。息子の言う通り、UMAはもはや世間の常識語だと認定せざるを得ない結果となりました。講師もこれを機に、もっとアンテナを張って小・中学生の常識についていけるようにがんばります。(^▽^)

ちなみに、先ほどの生徒さんがUMAを見かけた場所がここです。

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夜にこの道を通る時は気をつけてくださいね。UMA might be watching you behind the poles.

トーテンポール

カテゴリー記事「トリビア」です。

今日、低学年クラスのレッスンで取り上げたトピックがトーテムポールアメリカやカナダの先住民族が、家の前や墓地などに立ててきた柱状の木造彫刻です。

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低学年用のテキスト Think And Talk 

このトーテムポールらしき柱を、地元小学校の古い写真の中で発見しました ↓

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昭和40年代頃の御牧小学校

「なんでこんな所にトーテンポールがあったんだろう…👀」と思ったので調べてみました。諸説ある中で有力なのは以下の説です。

1950年代頃からコンクリート製の電柱が主流になり始め、木製の電柱が廃棄されることに。

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木の電柱

それらをうまく再利用できないかということで、日本の学校で盛んにトーテンポールが作られるようになりました。「材料がタダ」「みんなで楽しく作れる」「見栄えがいい」という条件が卒業記念作品にぴったりだったのでしょう。写真(上)の御牧小学校のトーテンポールも、おそらく当時の流行に乗って制作されたのだと思われます。

 今は木の電信柱はないので、小・中学校のトーテンポール制作も自然と消滅してしまいました。残念ですね (>.<)

Unique Holidays

今回は、小学4&5年新規生クラスで学習した外国の珍しい祝日の紹介です。

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英語で幅広い知識を身につけることができるThink And Talk

 

 春香祭 (エジプト)

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Sniffing the Breeze in Egypt

エジプトの人々にとって、春香祭は古代ファラオの時代から続く大事なお祭り。外で塩漬けの魚を食べたりして、一日中ピクニックを楽しみます。

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家族と楽しく過ごす様子が伝わってきますね

 

② グラウンドホッグデー(アメリカ)

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Groundhog Day in the US and Canada

人々はグラウンドホッグ( ↑ の男の人が抱っこしている小動物)が天候を占うのを観察します。

先日のレッスンで「イラストに描かれた服装から判断して、ユダヤ教の行事でしょう」と言ってしまいました。すみません、誤りです。グラウンドホッグデーに宗教的な意味合いはありません。

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主催者が被るシルクハットは古き良き時代の紳士を体現しています


③ 死者の日(メキシコ)

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Day of the Dead in Mexico

11月1日&2日、人々は家族の墓をキレイにします。日本のお盆と同じですね。(^-^)

お盆とちがうのは、墓地で夜を明かす慣習があること。亡き愛する人の近くにいたいと願うメキシコの人々に、すごく共感できます。

生徒さんが「先生、これってリメンバー・ミーのことでしょ?」そうです!いいことを言ってくれました。

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死者の日を題材にしたリメンバー・ミー

 

最後に日本の祝日について。日本には年間16日の祝日があり、その数は先進国でも最多です。

日本の祝日リストがこちら ↓  英語の表記も併せて載せています。知っておくととても便利です。

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アメリカ合衆国大統領就任式

カテゴリー記事「トリビア&英語時事ニュース」です。お忙しい方は読み飛ばしてください。(^-^)

日本時間1月21日(木)未明。歴史的な瞬間を生で観ようと、寝ないでがんばっていた講師。スマホ片手に固唾を呑んで待っていたのは、アメリカの大統領就任式です。

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米国第46代大統領ジョー・バイデン

数週間前、連邦議会議事堂前にトランプ元大統領の支持者達が集結し、暴動を起こしました。そんな中、厳戒態勢で行われた今回の大統領就任式。

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1月6日。大統領選の結果に抗議する人々

コロナ禍で自粛ムードの式ではありましたが、レディー・ガガジェニファー・ロペスが歌を披露し、式典に花を添えていました。

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国家斉唱するレディー・ガガの歌を聴くバイデン新大統領

レディー・ガガよりも話題をさらったのが、就任式で詩を披露した若き詩人、アマンダ・ゴーマンさん。

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分断ではなく団結を呼びかけ、アメリカ人としての誇りを人々に鼓舞する圧巻の詩の朗読でした。政治家が淡々と語る言葉が心に響かないのと違って、何と芸術の力はこうも人の心を打つのか。

アマンダ・ゴーマンさんが詠んだ詩のタイトルは「私たちが昇る丘」です。詩の最後の部分のみになりますが、 ↓ に載せています。興味をお持ちの方はぜひ読んでみてください。

 

We will rebuild, reconcile and recover

私たちは再建し、和解し、回復する。

 

in every known nook of our nation, in every corner called our country, our people diverse and beautiful will emerge battered and beautiful.

そして、私たちの国の隅という隅まで、多様で美しい国民が現れるだろう。打ちのめされて、それでも美しい姿で。

 

When day comes, we step out of the shade aflame and unafraid.

夜が明ける時、私たちは臆することなく、炎の影から一歩踏み出す。

 

The new dawn blooms as we free it.

私たちが解放すれば、夜明けはどんどん膨らんでいく。

 

For there is always light. If only we’re brave enough to see it.

光はいつもそこにある。私たちに光を見る勇気があれば。

 

If only we’re brave enough to be it.

私たちが光になる勇気があれば。