カテゴリー記事「トリビア&英語時事ニュース」です。お忙しい方は読み飛ばしてください。(^-^)
日本時間1月21日(木)未明。歴史的な瞬間を生で観ようと、寝ないでがんばっていた講師。スマホ片手に固唾を呑んで待っていたのは、アメリカの大統領就任式です。
数週間前、連邦議会議事堂前にトランプ元大統領の支持者達が集結し、暴動を起こしました。そんな中、超厳戒態勢で行われた今回の大統領就任式。
コロナ禍で自粛ムードの式ではありましたが、レディー・ガガやジェニファー・ロペスが歌を披露し、式典に花を添えていました。
レディー・ガガよりも話題をさらったのが、就任式で詩を披露した若き詩人、アマンダ・ゴーマンさん。
分断ではなく団結を呼びかけ、アメリカ人としての誇りを人々に鼓舞する圧巻の詩の朗読でした。政治家が淡々と語る言葉が心に響かないのと違って、何と芸術の力はこうも人の心を打つのか。
アマンダ・ゴーマンさんが詠んだ詩のタイトルは「私たちが昇る丘」です。詩の最後の部分のみになりますが、 ↓ に載せています。興味をお持ちの方はぜひ読んでみてください。
We will rebuild, reconcile and recover
私たちは再建し、和解し、回復する。
in every known nook of our nation, in every corner called our country, our people diverse and beautiful will emerge battered and beautiful.
そして、私たちの国の隅という隅まで、多様で美しい国民が現れるだろう。打ちのめされて、それでも美しい姿で。
When day comes, we step out of the shade aflame and unafraid.
夜が明ける時、私たちは臆することなく、炎の影から一歩踏み出す。
The new dawn blooms as we free it.
私たちが解放すれば、夜明けはどんどん膨らんでいく。
For there is always light. If only we’re brave enough to see it.
光はいつもそこにある。私たちに光を見る勇気があれば。
If only we’re brave enough to be it.
私たちが光になる勇気があれば。