ECCジュニア御牧教室

ECCジュニア御牧教室

Welcome to ECC Junior Mimaki Classroom

トーテンポール

カテゴリー記事「トリビア」です。

今日、低学年クラスのレッスンで取り上げたトピックがトーテムポールアメリカやカナダの先住民族が、家の前や墓地などに立ててきた柱状の木造彫刻です。

f:id:eccmimaki:20210225081031j:plain

低学年用のテキスト Think And Talk 

このトーテムポールらしき柱を、地元小学校の古い写真の中で発見しました ↓

f:id:eccmimaki:20210224220755j:plain

昭和40年代頃の御牧小学校

「なんでこんな所にトーテンポールがあったんだろう…👀」と思ったので調べてみました。諸説ある中で有力なのは以下の説です。

1950年代頃からコンクリート製の電柱が主流になり始め、木製の電柱が廃棄されることに。

f:id:eccmimaki:20210224221630j:plain

木の電柱

それらをうまく再利用できないかということで、日本の学校で盛んにトーテンポールが作られるようになりました。「材料がタダ」「みんなで楽しく作れる」「見栄えがいい」という条件が卒業記念作品にぴったりだったのでしょう。写真(上)の御牧小学校のトーテンポールも、おそらく当時の流行に乗って制作されたのだと思われます。

 今は木の電信柱はないので、小・中学校のトーテンポール制作も自然と消滅してしまいました。残念ですね (>.<)