カテゴリー記事「トリビア」です。
今日、低学年クラスのレッスンで取り上げたトピックがトーテムポール。アメリカやカナダの先住民族が、家の前や墓地などに立ててきた柱状の木造彫刻です。
このトーテムポールらしき柱を、地元小学校の古い写真の中で発見しました ↓
「なんでこんな所にトーテンポールがあったんだろう…👀」と思ったので調べてみました。諸説ある中で有力なのは以下の説です。
1950年代頃からコンクリート製の電柱が主流になり始め、木製の電柱が廃棄されることに。
それらをうまく再利用できないかということで、日本の学校で盛んにトーテンポールが作られるようになりました。「材料がタダ」「みんなで楽しく作れる」「見栄えがいい」という条件が卒業記念作品にぴったりだったのでしょう。写真(上)の御牧小学校のトーテンポールも、おそらく当時の流行に乗って制作されたのだと思われます。
今は木の電信柱はないので、小・中学校のトーテンポール制作も自然と消滅してしまいました。残念ですね (>.<)