ECCジュニア御牧教室

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Welcome to ECC Junior Mimaki Classroom

英国式ユーモア

カテゴリー記事「トリビア」です。お忙しい方は読み飛ばしてください。(;^ω^)

昨日、ある8歳の男の子がボリス・ジョンソン英首相に書いた手紙が話題になっていました。

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「ジョンソン首相へ

ぼくは8歳です。首相と政府にお願いしたいのですが、今年サンタが来ることに関して考えていただけますでしょうか?クッキーのそばに消毒薬を置けば、サンタは来れる?それともサンタは手を水で洗いますか?首相は大変お忙しいとわかっているけど、どうかこのことについて科学者と話し合って下さい。」

 男の子に対し、正式な用紙を使って大真面目に返事を書いたジョンソン首相。

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「親愛なるモンティ

コロナ禍でサンタが今年プレゼントを運べるのかという、とても重要な質問をしてくれてありがとう。実に多くの子供達が同じ質問をしているので、確認のため北極に連絡したよ。サンタは行く気満々だって、トナカイもね。

主席医務官によれば、サンタがいつものようにすばやく動いてくれたなら、君にもサンタにも感染のリスクはないそうだ。それから、クッキーのそばに消毒液を置いておくのは、感染予防に役立つ素晴らしい考えだね。消毒液で手をひんぱんに洗うこと、これはまさにサンタのよい子リストに入れるような行動だよ。

手紙をありがとう。楽しいクリスマスを!」

さすが英国紳士、やり方がとてもスマート。しかし見た目はと言うと、お世辞にも外見に気を使ってるとは言えないジョンソン首相。そこがかえって好感が持てる点でもありますが。

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部屋着のまま、自宅の外に群がっている記者の元へ

↑ の写真でジョンソン首相が運んでいるのはお茶。”Would you like some tea?"と言いながら自宅から出てきて、外で取材の機会を狙っていた記者にお茶を振舞っているところです。

お客さん用のカップではなく普段使いのバラバラのマグカップ、紙袋に入ったままのお砂糖と牛乳パックをボン!と差し出している様子から、記者を客として待遇していないのは明らかです。

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つまり、親切なジェスチャーの裏に隠された「自分は取材に応じる気はないから、お茶飲んで帰りなさい」という首相からの辛辣なメッセージが伝わってきます。京都人の「ぶぶ漬けでもどうどす?」に通じるものがありますね。(^▽^)