スーパーラーニングのレッスンでは、毎回英語の本を読むレッスンを行っています。今日は4月から通算22冊目になるThe pied piper of Hamlen(ハーメルンの笛吹き男)を学習しました。
この「ハーメルンの笛吹き男」の話は、実際にドイツで起こった130人の子供の失踪事件を元に作られたそうです。そう伝えると、「本当に?」と、ちょっとドキッとした様子の生徒さん達。
気になったので、ハーメルンの笛吹き男が起こした事件について少し調べてみることにしました。いったいこの男は何者で子供達はどこに行ってしまったのでしょうか?
集団失踪の原因に関して、色々な説が唱えられてきました。子供達は皆、疫病にかかっていたという説や少年十字軍へ連れていかれた説があります。現在最も有力なのは、子供達が自ら開拓者となるべくハーメルンを出たという説だそうです。それならば、なぜ男は笛の音を鳴らす必要があったのでしょうか?そして笛の音はいったい何を意味するのか?この物語はその不気味さゆえに何世紀もの間、人々の興味をかきたてています。