今日は冠詞についてです。冠詞とはつまり、名詞の前につくaとかanとかthe のことですが、実はこれらを完ぺきに使いこなすのはほとんど不可能!というくらい奥が深いです。通訳や翻訳レベルの方ですら、「冠詞は難しい」と述べておられます。
ですから、中学生~高校生の生徒さんは「冠詞を完全にマスターしよう」と思わなくても大丈夫です。ただし、冠詞の基本的なルールだけは押さえておきましょう。基本がわかっていれば、今より自信を持って英文が書けるようになります。
早速ですが、冠詞に関する選択問題に挑戦してみましょう。
① 私はリンゴが好きだ。
I like [an apple /apples / the apple].
② りんごをひとつ買った。
I bought [an apple / apples / the apple] .
③ これがその時買ったリンゴなんです。
This is [an apple / apples / the apple] I got then.
答え合わせです。
①は複数のapples になります。②はどのりんごでもいいから一つという意味なのでan apple ③は昨日買ったそのりんご!と限定しているのでthe apple です。
何かよくわからんという方、当然です。冠詞は例題の1問や2問ではなかなかイメージしにくいものです。できるだけ多くの例題を解いて慣れておく必要があります。
一度体系的に冠詞を学習したいという方には、以下の2冊をおすすめします。まず、冠詞の入門書にいいと思うのがこちら↓ 可愛いイラストがついているので、私の娘(小学生)もマンガを読む感覚で時折ページをめくっています。
中学生以上ならこちら↓冠詞を理解するのに大変役立つ本です。